形のないものを描く
こんにちは。キリュウです。
最近は寝ていると足が寒くて困ります。羽毛布団を出そうか悩む…。
先日記事に書いた絵の具の絵が描き終わっていたので、今日はその話を少し。
タイトルは仮ですが、「光を追う」と呼んでいます。
夜眠る時、目を閉じると瞼の裏に見える光の残像のイメージです。
光を目で追っているうちに、いつのまにか眠りについて夢を見ている、という絵です。
この絵は学生の頃から描いている、「眠る街で君と」シリーズのひとつです。久しぶりに描きました。
このシリーズはピンク頭の女の子(通称ピンクちゃん)が、夢の中をあちこち散策するというシリーズです。
シリーズ序盤は青色頭の男の子(通称あおくん)と一緒にお出かけしているものがほとんどですが、
その後は創作でメインキャラに困ったときにピンクちゃんを描いています。
今回はピンクちゃんが眠りについて、夢の世界の中で形になっていく途中です。
この後光の残像が去って、夢の世界で目を覚ましたピンクちゃんはあちこちお出かけしに行きます。
瞼の中に見える光を写真に撮ることはできないし、誰も正解の形を知りません。
私もわかりません。眠ってしまったら忘れてしまうので。
けど素敵な夢の始まりなら、きらきらしていて欲しいなぁと思っています。
まだ形にならないあやふやな夢の街とノイズまじりな光は、思った通りにいかない私の絵の具がうまいことしてくれたかなと思っています。
久しぶりにたくさん絵の具を触って楽しかった絵です。蛍光の絵の具が眩しくて最高でした。
実物の色とつやがとてもかわいいので、実物を見れる機会を作りたいなと思います。
タグ:絵の話
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